斜め上の科学

表面的にしか伝わりにくい科学のことをわかりやすく丁寧に、、受験勉強についても書きます

科学者の雇用体系

どうもです。

 

ここ数日、旧友や後輩達から新年会の新年会のお誘いがあったので更新出来ませんでした。

 

昨日か一昨日?ニュースになっていたけど

理化学研究所が終身雇用を4割まで拡大すると言う記事がありました。

 

みなさんご存知、理研こと理化学研究所は国の研究機関であり、多くの研究者が所属しています。

 

ですがそのほとんどが任期付きの役職、小保方さんで有名になったユニットリーダーもそれにあたります。

 

理研にずっといる人の方が少なく、多くの人はそのプロジェクトを遂行する3〜5年程度しかいません。

 

そしてプロジェクト終了とともに他のチームを探す……

これを数回繰り返してようやく定職に就けます。

 

その間の給料といったら薄給です。

理研は高待遇なのでいいのですが、普通のポスドクさんだと年収300万程度も多いと聞きます。

 

しかも全員が成果を出して定職に就ける訳ではなく、実力はもちろん、運も大きいです。

 

大学教員もそこまで高待遇とは言えず、国立大学だと等級が決まっているので

めちゃくちゃ頑張っていても、手を抜いて他の人に任せていても評価は同じなのです。

 

もちろん論文発表や講演会での招待講演等で変わりはしますが。

 

どうですか?30歳手前まで様々なものを犠牲にして頑張ってきたのにその先はまだ見えない。

 

そんな職に就こうと思っている人は研究に興味があるからそこを選んではいるのだろうけど

やはり現実は見てしまう。

 

世界がもし100人の村だったら

のパロディで博士の現状を描いた

『100人の博士がいる村』

というのをご存知でしょうか?

 

私の記憶では、10人前後は行方不明か自殺となっています。

別の10人くらいは無職です。

 

つまり博士課程あるいは博士号取得者の2割は生きることすらままならないと言える状況なのです。

 

日本政府も変なところに無駄な予算を使わずに、研究者に限らずこういう人達の雇用を考えて欲しいものですね。